犬を日本からマレーシアに連れていく手続き【2026年体験】【マレーシアの輸入許可の取得編】

犬連れ海外移住

はじめに

犬を日本からマレーシアに連れていく手続き【2026年体験】【狂犬病抗体検査編】からの続きです。

2026年2月に関空から出発してマレーシアのクアラルンプールへ犬と移住した際の実際に行った手続きをまとめています。

今回はマレーシア輸入許可の手続きをまとめます。

  • マイクロチップ装着
  • 狂犬病予防接種
  • 狂犬病抗体検査(日本再入国用)
  • マレーシア輸入許可
  • 日本の輸出検疫
  • フライト手配
  • マレーシア入国検疫

まず日本からマレーシアへ犬を連れていくには、「日本からの輸出許可」と「マレーシアへの輸入許可」が必要です。この記事では、マレーシアへの輸入許可についてまとめています。

1.マレーシア輸入許可の流れと注意点

マレーシアへ犬を連れていく場合、マレーシアの輸入許可証を取得する必要があります。

輸入許可に必要な流れは以下のとおりです。時期は我が家の場合の目安です。

  • [渡航3か月前]フライト手配
  • [渡航3か月前]エージェント手配
  • [渡航2か月前]英文予防接種証明書の作成
  • [渡航1週間前]健康診断証明書の作成

大きな注意点は以下の2つです。

  • 輸入許可証は専門エージェント経由でしか発行できない
  • 輸入30日以内に発行された輸入許可証のみ有効

それぞれの章で詳しく説明します。

輸入許可証はデータで送られてきたものを印刷しておき、当日の日本出国、マレーシア入国等で提示します。

2.フライト手配とエージェントの決定

フライト手配は必ずこの時期でなくてもよいかもしれませんが、飛行機側の受け入れ制限やエージェントへお願いするにあたり、先に決まっていたほうがよいです。

フライト手配の前にまず、関空からクアラルンプールへの便で犬を扱えるのは、2026年2月時点では、マレーシア航空のみでした。同路線ではエアアジアなどのLCCもあるのですが、犬などの輸送は行っていないとのことでした。

航空券の検索をすると、マレーシア航空とJALの両方が出てくるのですが、共同就航のため、就航を行っているマレーシア航空にて予約する必要があり、以下の手順で行いました。

  • 人の航空券の予約
  • 犬を載せる特別リクエストを予約

人の航空券の予約は通常どおり、オンラインにて実施できました。その後、電話でマレーシア航空のカスタマーセンターへ連絡をし、犬を載せたい旨伝えると、人の航空券番号と犬の情報やケージサイズ等を確認の上、その場でリクエストを受け付けてもらうことができました。

このタイミングでケージサイズを聞かれるのは、ケージの三辺の合計が規定サイズの204cmを超えると、通常の航空機では載せることができず、人とは別のMasCargo(マレーシア航空の貨物輸送)の手配を案内されました。我が家は先にケージを購入しており数センチオーバーしていたのですが、装着予定だったタイヤを外し規定サイズ内に収まることを確認し、無事同じ便で渡航できました。規定サイズは航空会社や飛行機によって異なるかもしれないのでケージを買う前に確認することをおすすめします。英語で貨物輸送の手配をすることはあまりにも難易度が高いと感じたことと、家族全員での渡航で別便の移動が難しいため、同便で移動できるとわかり安心しました。

ちなみに、犬のケージは超過荷物の扱いで、当日チェックインカウンターで重さを測って超過料金を支払うと説明を受けました。料金の目安は、飛行機や時期によって異なるとのことで予約の際には教えてもらうことはできませんでした。実際、超過料金とチェックイン時には、4万円強支払いました。

ケージの選び方やウォーターボトルのつけ方など知らないことだらけで苦労したので、ここについてはまた別途書く予定です。

3.エージェントの決定

まず2026年2月時点、個人での輸入許可証の発行はできず、必ずエージェントを通す必要がありました。「マレーシアへの犬の輸入」などで検索するとエージェントが探せます。エージェントにより価格やサポート範囲が異なるため、いくつかのエージェントを比較の上、決めることをおすすめします。

エージェントが決まると、輸入許可に必要な手続きと時期を教えてもらい、手順に従って必要書類等を提出し、渡航直前に輸入許可証をエージェントから受け取ります。エージェントによってはマレーシア入国時の検疫代行なども行っているようです。当初、検疫までサポートしているプランを予定していましたが、マレーシアの入国検疫はそれほど難しくないとエージェントから最低限のプランでの打診をいただき、輸入許可証の発行とマレーシアの動物検疫予約をお願いできるシンプルなプランで契約をしました。

実際の書類手配や必要な手続きは手順書をいただき、それに従って実施していく流れでしたが、不明点などは丁寧に回答いただき、安心してマレーシア入国することができました。

4.英文予防接種証明書の作成

マレーシアの輸入許可時には、英文の予防接種証明書が必要です。許可証の作成には4~6週間かかるとのことでしたので、2か月前には提出しておくことをおすすめします。また予防接種の証明のため、ここまでに予防接種を終わらせておく必要があります。我が家はマイクロチップ挿入から始めてギリギリだったため、最後の予防接種と同じタイミングで証明書を作成いただきました。

エージェントから受け取った英文の予防接種証明書フォーマットを印刷して動物病院へ持参し、獣医師のサインの入った証明書を作成いただきました。

証明書のフォーマット指定はないため、動物病院側でフォーマットがあればそれでもOKとのことでした。

作成した予防接種証明書はPDFデータにてエージェントに送付しました。

その後、輸入許可証は渡航の1週間ほど前にエージェントよりデータで受領しました。

5.健康診断証明書の作成

渡航1週間前以降に、動物病院にて健康診断を受けて健康診断証明書を作成する必要がありました。こちらもエージェント指定のフォーマットを持参して動物病院にて記載していただきました。内容はシンプルで健康状態に問題ないと証明するもので、診察は15分もかからず終わりました。

作成した健康診断証明書もすぐにエージェントにデータにて送付しました。

さいごに

輸入許可に必要な事前の手続きは以上です。あとは当日にマレーシアの輸入検疫を受けて終わります。日本側の輸出検疫については、もう少し大変だったので、別で紹介します。

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