犬を日本からマレーシアに連れていく手続き【2026年体験】【狂犬病抗体検査編】

犬連れ海外移住

はじめに

犬を日本からマレーシアに連れていく手続き【2026年体験】【マイクロチップ・狂犬病予防接種編】からの続きです。

2026年2月に関空から出発してマレーシアのクアラルンプールへ犬と移住した際の実際に行った手続きをまとめています。

今回は狂犬病抗体検査(日本再入国用)の手続きをまとめます。

  • マイクロチップ装着
  • 狂犬病予防接種
  • 狂犬病抗体検査(日本再入国用)
  • マレーシア輸入許可
  • 日本の輸出検疫
  • フライト手配
  • マレーシア入国検疫

1.狂犬病抗体検査の流れ

この検査は日本再入国を予定している場合に必要です。我が家は再入国予定はなかったものの、どんな想定外が起きるかわからないため、念のため検査を受けました。

しかし、手順の多さは事前の想定以上でした。

全体の流れはこちらです。

  • 血液採取前日までの準備
    • 抗体検査申請書作成
    • 検査費用の振り込み
    • 梱包資材の準備
    • 配送会社・発送場所の確認
  • 血液採取当日の手順
    • 抗体検査用血液採と血清作成
    • 血清梱包・発送

これらを実施して約2週間後に結果が郵送で送付されます。

抗体検査を実施できる機関は日本で一か所「一般財団法人生物化学安全研究所」のみのため、こちらのWebページを参考に準備を行いました。

抗体検査用の血清の送付は動物病院で血液採取から送付までを代行してくれる場合もありますが、動物病院にて、送付まで代行すると15,000円ほどかかるため、自身で送ることをおすすめされました。当初聞いた際は高いので自身で送付しようと即決したのですが、終わってみると確認することが多く、お願いしてもよかったなとこの点は少し後悔しました。

2.血液採取前日までの準備

すべての手順は、「一般財団法人生物化学安全研究所」のページに書いてあります。ただし、すべての作業を終わって後で読むと確かに書いてあるのですが、何も知らない状態で一から準備するのは大変でした。特に血清送付を自身で行う場合は気を付けなければいけない点がいくつかあったため、そこを中心にここでは話します。

送付のために準備するものは、以下です。

  • 抗体検査申請書
  • 振り込み証のコピー
  • 血清
  • 保冷剤
  • 梱包用段ボール

まず抗体検査申請書を作成します。検査機関のページに日本語版と英語版があるため、必要なものを選んでダウンロードして印刷・記入します。これは検査後の証明書原本になります。我が家では、念のため日本語・英語それぞれ1通ずつ、計2通を添付しました。検査後に別途発行する場合には追加費用が発生しますが、検査時は2通まで無料で作成いただけるので、予備として発行してもらうことをおすすめします。申請書は事前に飼い主が記入して、動物病院で血液採取時に記載してもらったものを送付します。

振り込み証のコピーについては、我が家はネット銀行で振り込んだ振り込み済み画面を印刷して添付しましたが、こちらで特に問題は発生しませんでした。

血清は検査当日、動物病院で容器に入れて渡されるのですが、血清の容器に名前とマイクロチップ番号を書いたシールを貼る必要があります。ここは動物病院で実施されるかは病院によるため、事前に確認することをおすすめします。我が家は自身で準備する必要があったため、あらかじめ番号を書いたシールを作成しておきました。血清の容器は意外と小さかったため、用意したシールを貼るのは少し大変でした。

梱包資材としては以下を準備しました。

  • 段ボール(60サイズをコーナンで購入)
  • 血清容器に貼る、名前とマイクロチップ番号を書いたシール(予備を含めて3枚ほど)
  • 血清を入れるジップロック
  • 血清と保冷剤を入れるジップロック
  • 書類を入れるジップロック
  • 保冷剤(ケーキについている小さいものを2個程度)
  • 緩衝材用の紙を数枚

抗体検査機関のページを読んだ際に、クール便での送付を推奨とありましたが、クロネコヤマトのクール便では血清等は受け付けてくれないとの情報も読んだため、検査機関にも問い合わせを行いました。その結果12月という寒い時期でもあったので、クール便でない通常の配送で保冷剤を同梱して送ってよいと聞きました。このあたりは季節やそのときの規則によっても変わる可能性があるため、不明点は検査機関へ問い合わせることが確実です。今回のわんこ移住でいくつかの機関へ問い合わせしましたが、どこもとても親切に回答いただけて、手続きで疲弊していた状況の中だったため、大変ありがたかったです。

その他、事前準備で気を付ける点として、検査日時の決定です。検査機関が血清を受領できるタイミングは月曜日から金曜日正午までのためこの間に到着する日を逆算して検査を受ける必要があります。我が家は午後診で採取し送付したためか到着予定は翌々日午前となったため、少し余裕をもって送付曜日を決めることをおすすめします。

3.血液採取当日の手順

当日は車に以下を積んでいきました。

  • 60サイズ段ボール箱(組み立てて蓋だけ開けておく)
  • 同じ内容を記載した申請書2枚
  • 保冷剤(まだ段ボールではなく、別の保冷バックにいれておく)
  • 名前とマイクロチップ番号を書いたシール
  • ジップロック数枚
  • 封をする用のガムテープ
  • ボールペン、印鑑(間違った時用)
  • わんこ

動物病院に着いたあとは申請書2枚を渡して診察を待ちます。診察室に呼ばれたあとは、簡単な健康チェックののち血液採取して終了です。血清の作成には少し時間がかかるため待ちますが30分もかからず終わったと記憶しています。小さな試験管のような容器に入った血清と動物病院側で記載する部分を記載してもらった申請書を受け取ったら、お会計をして終わりました。

申請書を2枚作成する場合は、動物病院でも2枚ともに記載いただく必要があります。また申請書を受け取った際は内容に間違いないか梱包前に最終確認をしました。

その後、車に戻り、以下の手順で梱包しました。

  • 血清容器に名前とマイクロチップ番号を書いたシールを貼る
  • 血清→ジップロック→保冷剤→ジップロックの順で梱包し段ボールに入れる
  • 申請書をジップロックに入れて段ボールに入れる
  • 段ボールの隙間を緩衝材で埋めてガムテープで封をする

その足で郵便局の窓口へ行き、発送しました。伝票には「抗体検査用血清」と記載しましたが、特に発送時に何か言われることはありませんでした。午後だったため、翌々日の午前到着予定となりましたが、追跡によると翌日午後には着いたようでした。

3.最後に

血液採取の約2週間後に郵便にて書類が返送されました。

抗体検査値についても5.0mu?以上ということで問題なく、抗体検査と証明書作成が完了しました。日本再入国時に必要なものですが、出国時も検疫に提出する必要があります。日本出国時の必要書類については、日本の輸出検疫編にて詳しく書きます。

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